Gridcoinクライアントの手動アップグレード(再セットアップ)

2017年8月29日(火)

ようやくGridcoinのソロマイニングを開始できたのですが、Gridcoin Statsを見ていたら、Gridcoinクライアントの新バージョン(3.5.9.0)が出ていました

バージョンアップの方法ですが、通常はGridcoinクライアントのメニューにある”Upgrade QT Client”から行うようです。
しかしながら、上記のリンクにも記載があるように、3.5.8.9はバグがあってクライアント内からはアップデートできないようです。

どうやら手動でアップグレードしないといけないようです。
手動でのアップグレードはほぼ再セットアップです。
開始したばかりだというのに、一通り手順をやらされているような気がします。Gridcoinマスターになりそうな勢いです。

http://wiki.gridcoin.us/Wallet_upgradeを参考に進めます。

  1. クライアントをダウンロードします。
  2. Gridcoin ResearchをWindowsの通常の方法でアンインストールします。
  3. 64bit OSの場合はC:\Program Files (x86)のGridcoinResarchフォルダを削除、32bit OSの場合はC:\Program FilesのGridcoinResarchを削除します。
  4. %AppData%¥GridcoinResearchの中のgridcoinresearch.confとwallet.dat以外のファイルとフォルダを削除します。
    (ダウンロード済みのBlockのデータも再利用する場合は、blk0001.datとtxleveldbフォルダも残しておきます。)
  5. クライアントの設定も初期化したい場合、レジストリエディタで”HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Gridcoin¥Gridcoin-Qt”キーを削除します。
  6. 新バージョンのインストールを行います。
  7. Gridcoinのショートカットのプロパティを開き、”管理者としてこのプログラムを実行する”にチェックが入っているか確認します。
    2017/08/27追記 Ver3.6.0.2で確認したところ、”管理者としてこのプログラムを実行する”の設定は必要ありませんでした。。
  8. Gridcoinクライアントを起動します。
  9. GridcoinクライアントのメニューからRebuild Block Chain→Download Blocksを実行します。
  10. 同期が完了するのを待ちます。

同期が完了するまでが長いです。

3.5.9.0になって、クライアントの配色が変わりました。
前のバージョンはちょっとアングラっぽい配色とデザインでしたが、一般受けする感じになった気がします
アングラっぽいと敬遠される場合もあると思うので、普及のためにはいいことかなと思います。

ただ、日本語の文字化けは直っていません。

日本で使っている人がほとんどいないのでレポートする人がいない可能性が高いですが、どうすればいいのかわからないので引き続き英語表示で使用します。
調べる場合もどのみち英語の情報しかないので…。

同期が完了してもMagnitudeが0のままでNeural Networkに参加できてないようだったので、

execute beaconreport

でCPIDが含まれているか確認して、

execute syncdpor2

を行った後に

Gridcoinクライアントを再起動したら元に戻りました。

続く